初めての一人暮らしでは、部屋にどんな家具を置こうかいろいろ迷ってしまうものです。部屋のインテリアを探していると、ついつい小さくてかわいい小物や雑貨が気になってしまう所ですが、部屋に入れる家具の中でもベッドやソファのように大きな家具はできるだけ最初に選んだほうが、最終的な部屋全体の雰囲気をまとめやすくなります。ライフスタイルによってどんな家具がぴったりなのかは異なるので、全体をどんな雰囲気にしたいのかを考えながら選びましょう。

ベッドは最初に選びたいアイテム

１日24時間のうち、3分の1となる8時間近くは私たちは眠っています。1日の3分の1ということはつまり人生の3分の1ということにもなり、睡眠場所となるベッドはできるだけリーズナブルながらも快適なものを選びたいものです。実際に横になってみて寝心地を確かめながら商品選びをすることは大切ですが、その他にもサイズや高さなど、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのが良いでしょう。

新生活で始めて一人暮らしをする人はワンルームタイプの部屋が多く、ベッドは部屋の中でも最も面積を取る家具になるので、他の家具よりもまず先に選びたいものですね。部屋を少しでも広く見せたい場合には、高さはできるだけ低めのロータイプを選ぶと良いですし、収納場所をたっぷり作りたいなら下部に引き出しがついているタイプを選ぶのもおすすめです。また、色合いは、壁や床と色がチグハグになると部屋全体が狭く見えるので、壁や部屋の色合いと合わせるのが、見栄えの良い部屋に仕上げるポイントです。

ソファの選び方

一人暮らしでソファが必要かどうかは、部屋の広さやライフスタイルによって決めなければいけません。自分だけが部屋の中で座るなら、ベッドの上とか床というのもアリですが、来客が来た時にはやはりソファがあるととても便利です。それに、床やベッドに座るよりもリラックスできますし、部屋全体の雰囲気も良く見えます。

ソファの選び方は、来客の頻度を考えながらサイズ選びをしましょう。ほとんど来客が無い人なら、1人用ソファでも十分ですし、来客がよく来るという人なら、すこし部屋が狭くなっても2人用のフェアリー2シリーズ布張り2人掛けソファのようなソファを置いておくと、おもてなしという意味でも重宝します。

流行しているリクライニングタイプのソファは、持っているととても便利なのですが、背もたれを倒す時にスペースが必要になるので、意外と場所を取ってしまいます。1人暮らしの場合には、狭い空間を出来るだけ広く見せたいので、リクライニングタイプは厳しいことが多いかもしれませんね。

インテリアの大きさは小さめ

一人暮らしの場合には、どうしても部屋の大きさが小さくなるので、その中で少しでも快適な空間を作るためには家具などのインテリアも小さめにこだわるのがオススメです。大きい家具やインテリアは、使うととても快適で便利なのですが、部屋とバランスが取りにくく、威圧感があるので部屋の中でリラックスしづらくなることがあります。

インテリアショップに行くと、たくさん素敵な家具がディスプレイされていて、どのぐらいのサイズが自分にピッタリなのか選びにくいものです。そんな時には、実際に座ったりしてみた時に、「少し小さいかもしれないな」と感じるぐらいのサイズを選ぶと間違いがありません。また、正確に部屋に置いた時の感じをシミュレーションしたいなら、部屋の大きさを測って紙にかいたものを持参して、ショップでインテリアの大きさを測ってどのぐらいの面積を占めることになるのかを具体的にイメージするという方法もあります。

あると便利なアイテム

初めての新生活では、すべてのインテリアを最初にそろえずに、少しずつ時間をかけながらそろえていく人もたくさんいます。そんな中、できるだけ優先順位を高くしてでもゲットしておくと便利なのは、ラグです。ホームセンターやインテリアショップにいろいろな種類が販売されていますし、デザインや形も多種多様なので、自分が気に入った一枚をゲットしましょう。北欧デザインのラグマットや、モダンデザインのラグなどがオススメです。