一人暮らしだから家具はあまり必要ないと思っている人は多いのですが、単身世帯の家庭でも、持っていると便利な家具はたくさんあります。その一つがダイニングテーブルセットです。この家具は食事をする際の食卓として使えるだけでなく、ちょっとした書き物をする際のデスクとしても使えますし、インテリアとしても部屋をおしゃれに見せてくれる便利なアイテムです。ダイニングテーブルセットは大きさや形、色合い、素材などが多種多様ですが、どんなふうに選ぶのが良いのでしょうか。

意外と場所をとらない家具

ダイニングテーブルセットというと、家族が何人も座れる大きなテーブルやたくさんの椅子をイメージする人は多いでしょう。しかしセットにはいろいろなサイズがあり、1人暮らし向けの2脚セットもあります。1人暮らしだと生活空間がそれほど広くないことが多いため、ダイニングテーブルセットもあまり場所をとらないコンパクトなサイズを選ぶと良いでしょう。

商品選びのコツ

ダイニングテーブルセットを選ぶ際には、部屋全体の雰囲気に合った商品を選びたいものです。男性の単身世帯などはスチール製のアイテムが部屋をスタイリッシュにみせてくれる効果があるので人気となっていますが、女性の場合や男性でも自宅をリラックス空間にしたい時には、天然木を素材としているものを選びましょう。天然木のアイテムはシンプルですっきりとしたデザインのものが多く、どんな部屋にもリラックスした雰囲気を与えてくれますし、シンプルなデザインだと飽きることなく長く使い続けることができます。もしも結婚などで利用人数が増えた場合には、ダイニングテーブルセットとしてではなく、オフィスやサロンなどちょっとした空間におけるインテリアとしても活躍してくれるでしょう。

高さとライフスタイルの関係

ダイニングテーブルセットの高さには注意が必要です。部屋をスタイリッシュにみせてくれるアイテムを選ぶなら、バーに置かれているような背丈が高めのアイテムを選ぶと良いですが、高さのある家具は部屋を狭く見せるというデメリットがあります。一方、背丈が低めのセットで座った時に足が床につく高さのものは、リラックスできる効果があり、部屋も広く見せることができます。もしも恋人と一緒に食事をすることが多い人なら、背丈が低めのダイニングテーブルセットを選べば食事の時間をリラックスタイムにすることができるでしょうし、多忙なライフスタイルをエンジョイしている人なら、足がつかない背丈のセットを選ぶという方法もアリです。

複数の商品を比較するのがおすすめ

ダイニングテーブルセットと一口に言っても、サイズや形、機能、雰囲気、素材などは多種多様です。そのため、商品を選ぶ際には具体的にその商品を自宅に置いて自分が利用している姿をシミュレーションしてみてください。ダイニングテーブルの中には、椅子にクッションがついていて座り心地が快適なタイプもありますし、テーブルの足の部分がマガジンラックのようになっていて、お気に入りの雑誌を収納できるタイプなどもあります。部屋をすっきり見せるためには、できるだけ無駄な機能は省いたほうが良いのですが、日常的に使う機能なら邪魔にならない程度についていることで、便利度がアップしそうですね。素材や機能、デザインなどによって価格には差がありますが、1人暮らしにピッタリのアイテムなら、1万円～3万円の価格帯で充実した選択ができます。

まとめ

単身世帯でも持っているととても便利なダイニングテーブルですが、ライフスタイルに合わせて使いやすくて機能的なアイテムを選べば、食事以外にも幅広い用途で活躍してくれることでしょう。