空気が乾燥する季節には、部屋の中に加湿器を置きたいですね。部屋を適度に加湿してくれる加湿器を使えば、空気の乾燥を予防することができ、インフルエンザ対策や花粉対策としても活用できます。ショップに行くと多種多様な商品を目にすることができますが、構造やデザインなどがバラエティに富んでいて、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。ここでは加湿器の種類や賢い選び方、どんな人に適しているかをご紹介しましょう。

加湿器の種類

加湿器にはいろいろな種類があり、それぞれ特徴が異なりますし、メリットやデメリットがあります。商品選びをする際には特徴をよく理解して自分にピッタリの商品を選びたいですね。

広く知られているスチーム式

加湿器の中でも良く知られていて一般的なのは、スチーム式ではないでしょうか。お鍋でお湯を沸かすと湯気が出るようなイメージのタイプで、見た目で水蒸気が部屋の中に噴出しているので安心感がありますし、スイッチを入れると即効でスチームを出してくれるのでパワフルなのが特徴です。お湯を高熱で沸騰させてお湯を出すタイプなので、部屋を暖めてくれるというメリットがあったり、お湯を沸かす際に内部を煮沸消毒しているので、こまめにメンテナンスをしなくても清潔な状態を保ちやすいという魅力があります。

デメリットとしては、使用している間は常にお湯を沸かしている状態になるので、電気代が他のタイプと比べるとかかることが多いようです。商品によっては毎日8時間ぐらい使うと、月の電気代が1000円ぐらい高くなってしまうというケースもあります。また、沸騰したスチームが噴き出すために吹き出し口は熱くなり、うっかり触れると火傷のリスクがある点もデメリットと言えるでしょう。特に小さな子供がいる家庭では、使用には十分に気を付けなければいけません。

ヒーターレス式

気化式とも呼ばれているヒーターレス式は、水を沸騰させて水蒸気を出すのではなく、フィルターに水を含ませて、それをファンで気化させて水蒸気を放出するというメカニズムです。イメージとしては、濡れたタオルを部屋に干しておくと部屋の乾燥を予防できるというのと同じです。このタイプのメリットは、水を沸騰させるわけではないので火傷のリスクがないという点や、運転する際の音がうるさくないので、夜間に使っても安眠を妨害するリスクが少ないことではないでしょうか。また、電気代がほとんどかからない点もヒーターレス式のメリットで、毎日フル運転しても月の電気代は100円程度しかかかりません。

デメリットとしては、冷たい水を部屋に放出するので、部屋の温度がわずかに寒くなるという点や、お手入れを頻繁にしないとカビの原因になってしまう点などがあります。

超音波式

超音波によって水をミクロ粒子に変え、それを空気中に放出するタイプです。超音波加湿器moodのようにコンパクトな加湿器が多く、インテリアとしても活用できるデザインが多いのが特徴ですね。静音で電気代もかからず、購入価格もリーズナブルなものが多いのがメリットですが、お手入れを怠るとカビなどの菌も部屋全体に放出することになってしまうため、週に1度程度のお手入れが必要になる点がデメリットとなります。お手入れするのが面倒という人にとっては、このタイプは長く使うことで部屋中に菌やカビを噴出し続けてしまうことになり、健康被害が出てしまうかもしれません。購入する際には気をつけてくださいね。

ハイブリッド式

複数の種類の加湿器からメリットを抽出して開発されたのがハイブリッド式で、クレベリンLED加湿器kamomeのように加湿器としてはとても高性能なのが特徴です。パワフルに加湿してくれるのに火傷のリスクが少なかったり、部屋の湿度を完治して自動的にエコモードに切り替わるなど、テクノロジーが駆使されているため、購入価格は比較的高めになります。また、月に1回位のお手入れが必要になるので、こまめにお手入れできるという人におすすめのタイプです。

超音波加湿器mood：http://store.shopping.yahoo.co.jp/sweet-deco/313-777.html

クレベリンLED加湿器kamome：http://store.shopping.yahoo.co.jp/sweet-deco/313-776.html